RIAAが訴えているのは、「Rio PMP300」がデジタルオーディオの著作権使用料支払いシステム「Audio Home Recording Act」(AHRA)に違反しているというもので、米中部連邦地方裁判所に販売差し止め請求を提出していた。Rioは当初10月に発売される予定だったが、同裁判所による仮差し止め命令が発効されたため、11月に発売がずれ込んだ。
米Diamondのリリースによれば、RIAAの提訴は同社の利益を害することを意図して行なわれたとしている。また、今回の反訴には損害賠償も含まれるというが、具体的な金額は発表されていない。
□米Diamond Multimedia Systemsのホームページ(英文)
http://www.diamondmm.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.diamondmm.com/company/public/PressRelease.CFM?ID=237
□関連記事
【10月27日】「米連邦地裁がMP3プレーヤー「Rio」の販売差し止め請求を棄却」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/981027/diamond.htm
【10月19日】「米Diamond、携帯用MP3プレーヤー米国での発売を延期」
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/981019/diamond.htm
【10月12日】「米国レコード産業協会、携帯用MP3プレイヤーを販売するDiamond社にクレーム」(Internet Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/981012/mp3.htm
('98年12月3日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]