セイコーエプソン株式会社は、同社のフラットベットスキャナの最上位機にあたる「GT-9600」を27日に99,800円で発売する。従来機種に対し、解像度が800dpiに向上し、読み取り速度も向上したという。用紙サイズは最大A4、読み取り色数は従来と同じ各色12bitの4,096階調に対応する。

　インターフェイスはSCSI-2のみとなり、今回からWindowsとMacintoshの両方に対応した単一のパッケージとなった。TWAINドライバをはじめとするソフトもハイブリッド版が添付され、Windows版OCRソフトの英文翻訳機能を除き、機能的にも同等となっている。

　新しいTWAINドライバ「EPSON TWAIN PRO」は、複数の指定エリアを一度にスキャンする機能や、モアレパターンの自動除去機能などを持つ。また、MacintoshのColorSync2.5、Windows 98のsRGB（Standard RGB）の両カラーマッチングシステムに対応している。　なお、透過原稿ユニット（50,000円）と、オートドキュメントフィーダ（55,000円）はGT-9600専用の新しいものとなった。従来のGT-9500用のオプションは動作保証されない。

□セイコーエプソンのホームページ
http://www.epson.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.epson.co.jp/epson/japanese/whatsnew/1998/981124.htm

[Reported by date@impress.co.jp]