標準価格:15,800円
連絡先:株式会社ダイアモンド・マルチメディア・システムズ
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株式会社ダイアモンド・マルチメディア・システムズは、3DサウンドAPI「A3D 2.0」をサポートしたサウンドカード「MonsterSound MX300」を12月上旬に発売する。対応機種はPCI 2.1規格のスロットをもつPC/AT互換機で、価格は15,800円。
サウンドチップにAureal SemiconductorのVortex 2を搭載しており、同社の3DサウンドAPIであるA3D 2.0をフルサポートする。A3D 2.0は3Dゲーム用のオーディオレンダリング技術で、従来のA3Dが持つ360度のサウンド再生に加え、壁の材質などに合わせて音の反響をシミュレーションする「Wavetracing+3D」機能が追加された。また、レンダリング機能も強化され、従来の最大8ボイス(22KHz)から、最大16ボイス(48KHz)となった。APIは、DirectSound/DirectSound 3Dにも対応し、最大4つのスピーカーを制御できる。MIDIは、ハードウェア64ボイス(GM)、ソフトウェア256ボイスで合計320ボイスとなっている。
また、同社独自のインターフェイス「MX-LINK」を新たに搭載し、デジタルI/Oドーターカードなどのオプションを増設できる。デジタルI/Oドーターカードは、S/PDIFのデジタル入出力端子を追加するもので、日本での発売は'99年2月頃、価格は1万円前後が予想される。
□ダイアモンド・マルチメディア・システムズのホームページ
(11月18日現在、この製品の情報は掲載されていない)
http://www.diamondmm.co.jp/
□米Diamond Multimedia Systemsのホームページ(英文)
http://www.diamondmm.com/
□製品情報(英文)
http://www.diamondmm.com/products/current/mx300.cfm
('98年11月18日)
[Reported by shiina@impress.co.jp]