アップル、サーバーソフトAppleShare IP最新版を低価格で

'98年11月下旬発売

標準価格:
AppleShare IP 6.1 59,000円(10クライアント)

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    (プレスリリース 1502#)


 アップルコンピュータ株式会社は9日、AppleShare IP 6.1を発表。11月下旬より、標準価格59,000円(10クライアント)で販売開始する。対応OSはMac OS 8.5で、パッケージにはMac OS 8.5も含まれる。
 パッケージは10クライアントのほか、50クライアント(118,000円)、Unlimitedクライアント(168,000円)の2種が用意される。

 AppleShare IP 6.1は、ファイルサーバー、プリントサーバー、メールサーバー、FTPサーバー、Webサーバーの各機能を搭載したMacintosh用統合サーバーソフト。'97年に発売されたバージョン5.0は5クライアントで110,000円だったのに比べると、1クライアントあたりのコストが約1/4(10クライアント版の場合)となる、大幅な値下げといえる。
 機能面では、Windowsのファイル共有プロトコル「SMB」をサポート。Windowsの「ネットワークコンピュータ」としてNTサーバーと同様にAppleShare IPサーバーを利用できるようになった。また新たにファイアウォール機能を標準で装備、IMAP4に対応するなどの機能強化がなされている。最大同時接続数も500クライアントと、これまでの250から倍に強化された。
 データ転送効率も大幅に向上させ、アップルによる、NT 4.0サーバーとのベンチマーク比較ではMacintoshクライアントで3倍、Windowsクライアントでほぼ同等という結果が得られたという。

 従来バージョンからのアップグレードキットは、AppleShare 4.x/AppleShare IP 5.0のユーザーを対象に、アップルソフトアップグレードセンターを通じて販売する。アップグレード価格は66,000円。製品パッケージで大幅な値下げを行なっているためと思われるが、10クライアント版の場合は新規購入する方が安いことになる。

□アップルのホームページ
http://www.apple.co.jp/
□ニュースリリース
http://news.apple.co.jp/product/981109asip61.html

('98年11月9日)

[Reported by hiroe@impress.co.jp]


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