エー・アイ・ソフト、ファイル圧縮・解凍ツールをオンライン販売

発表会場
【エー・アイ・ソフト社長の上田芳郎氏】
'98年12月14日 リリース予定

標準価格:4,000円

連絡先:エー・アイ・ソフト
     Tel.03-3376-7122


DiskX Zip PRO
DiskX Zip PRO
 エー・アイ・ソフト株式会社は、ファイル圧縮・解凍ツールの新製品「DiskX Zip」をインターネットや雑誌の付録などを通じて、12月から配付を開始する。また、製品版「DiskX Zip PRO」へのアップグレードを同時期から4,000円で行なう。アップグレードはオンラインでのみ行なわれ、同製品の店頭での販売はない。

 DiskX Zipは、Windows 95/98/NT4.0対応の圧縮・解凍ツールでフリーソフトとして配付される。対応するファイル形式は、LZH、ZIP、TAR、CABなど6種類の圧縮・解凍、Compress、TAR.Zの2種類については解凍のみ。RAR、ARJに関してはDLLファイルを別途入手すれば解凍が可能となる。Macintoshなどでよく用いられているStuffIt形式に関してはバージョンアップで対応するとしている。圧縮・解凍はドラッグ&ドロップで簡単に行なうことができる。

 DiskX Zip PROはDiskX Zipの製品版にあたる。DiskX Zipと同様の圧縮・解凍機能のほか、圧縮メール機能などいくつかの追加機能が搭載される。
 圧縮メール機能は、ファイルを圧縮後自動的にメールソフトを起動させ、圧縮ファイルを添付した新規メールを作成する機能。連動可能なメールソフトはMicrosoft Outlook Express、Netscape Messenger、Microsoft Exchange、Eudoraなど9種類。
 また、拡張右クリックメニューが豊富に用意されている。書庫内の画像ファイル(BMP、JPEG、GIF)を特別なアプリケーションを起動することなくサムネイル表示させる機能や、書庫ファイルが壊れていないかなどの診断も行なってくれる。
 この他にも、普通のフォルダと同じように書庫ファイルの中を開いたり内容確認ができる、書庫エクスプローラ機能も用意される。

 DiskX ZipからDiskX Zip PROへのアップグレードについては、ユーザーはまず最初に、フル機能が期間限定で使用可能なDiskX Zip PRO体験版へのアップグレードを行ない、製品版が欲しくなった時点で再度オンライン上からライセンスキーを取得することで製品版へアップグレードすることになる。

 エー・アイ・ソフトはDiskX Zipの発表と同時に米国市場への進出も発表した。米国市場では同社の親会社にあたるエプソンアメリカのWeb上でオンライン販売していくという。

□エー・アイ・ソフトのホームページ
(11月4日現在、この製品の情報は掲載されていない)
http://www.aisoft.co.jp/

('98年11月4日)

[Reported by funatsu@impress.co.jp]


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