日本電気株式会社（NEC）は、アナログポートを4ポート持つ家庭用ルータ「COMSTARZ ROUTER （CMZ-RT-DS）」を12月から49,800円で発売する。

　COMSTARZ ROUTERは、多数のインターフェイスを備えるのが特徴で、2系統、各2ブランチで計4ポートのアナログポート、背面に4つ、前面に1つの10Base-Tインターフェイス、2ポートのS/T点インターフェイスを本体に持つ。シリアルポートも備え、TAとしても使用できるほか、簡易LAN機能によりシリアルポートに接続したPCを10Base-Tポートに接続した他のPCとLAN接続できる。

　本体前面には大きめのバックライト付き液晶パネルを装備。ACアダプタを使用せず本体内部に電源を持ち、停電時用のバックアップ用単3アルカリ電池（8本）も内蔵可能。

　ブラウザによる簡易設定、着信メール自動確認などの従来機の機能も継承している。サイズは220×200×60mm（幅×奥行き×高さ）、重量は約1.0kg（電池除く）。

　NECでは、「2月発売のCOMSTARZ ROUTERは累計4万台を出荷した。今後も積極的な商品展開を図り、ISDNルータ市場の30％以上のシェアを獲得したい」としている。

□NECのホームページ
http://www.nec.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/9810/3001.html
□製品情報
http://ccsd.biglobe.ne.jp/comstarz/router/index.html

('98月10日30日)

[Reported by date@impress.co.jp]