米Quantumは26日(現地時間)、次世代SCSIインターフェイスUltra160/m SCSIに対応したハイエンド向け3.5インチHDD2製品を発表した。7,200回転/分の「Atlas IV」と、10,000回転/分の「Atlas 10K」で、それぞれ容量が9/18/36GBの3モデルが用意される。厚さは9/18GBモデルが25.4mm、36GBモデルが41.4mmとなっている。
「Atlas IV」シリーズは、'99年の第1四半期に量産出荷が開始される。サンプル価格は、9GBが88,800円、18GBが133,500円、36GBが223,000円。平均シークタイムが6.9~7.9ms、内部転送速度が最大257Mbit/秒で、プラッタ1枚あたりの容量は、4.5GBとなっている。
「Atlas 10K」シリーズは、'99年の第2四半期に量産出荷が開始される。サンプル価格は、9GBが118,600円、18GBが178,000円、36GBが297,600円。平均シークタイム5.0~5.5ms、内部転送速度は最大315Mbit/秒で、プラッタ1枚あたりの容量は、3GBとなっている。
Ultra160/m SCSIは、Ultra3 SCSIをベースとする次世代SCSIインターフェイスで、最大160MB/秒のデータ転送速度を持つ。同社では両製品を「世界で初めてUltra160/m SCSIをサポートしたもの」としている。なお、「Atlas 10K」シリーズで、インターフェイスにFibre Channel - Arbitrated Loop Revision 2(FC-AL2)を採用したモデルを'99年に投入する予定もあるとしている。
□Quantumのホームページ
http://www.quantum.com/japan/
□ニュースリリース
http://www.quantum.com/japan/corporate/pr/atlas10kpr.html
□製品情報
http://www.quantum.com/japan/products/atlas/
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【9月16日】米Quantum、次世代SCSI規格「Ultra160/m SCSI」発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980916/quantum.htm
('98年10月27日)
[Reported by shiina@impress.co.jp]