パシフィック・ハイテック株式会社は、PC-UNIX系OSの新バージョン「TurboLinux 日本語版 3.0」を12月5日より発売する。価格は、スタンダード版が5,800円、Pro版が29,800円。Pro版には学生向けのアカデミック版も用意され、価格は19,800円。

　新たに、X Window上でTrueTypeフォントが扱えるようになったほか、日本語ビットマップフォントに8/10/12/20ドットの4種類が追加された。日本語化も進められ、Netscapeの日本語化キットがデフォルト設定となったほか、グラフィックソフト「GIMP」、データベース「postgresql」、WWWサーバー「apache」が日本語化された。また、egcsコンパイラを標準採用し、Pentium II、K6などへのオプティマイズが可能。

　同梱ソフトとして、Pro版には、日本語かな漢字変換システム「Wnn」、ワープロ「dp/NOTE」、英和和英辞典、追加モジュールディスクが付属する。スタンダード版は、「Wnn」、「dp/NOTE」のトライアル版のみとなる。

　なお、従来製品である「TurboLinux Pro 日本語版 1.0/2.0」の登録ユーザーを対象に、優待価格でのアップグレードサービスが行なわれる。価格は19,800円。

□パシフィック・ハイテックのホームページ
http://www.pht.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pht.co.jp/press/1998/1022.html

('98年10月23日)

[Reported by shiina@impress.co.jp / Watchers]