Pentium II 233MHz以上でフルフレーム再生

長瀬産業、ソフトウェアDVDプレーヤー「SOFTWARE CINEMASTER98」

パッケージ '98年11月10日 発売

標準価格:11,800円

連絡先:長瀬産業
     Tel.03-3249-3154



SOFTWARE CINEMASTER98
コントローラ リージョンコード設定変更
左が操作パネル。操作パネルは2種類用意されているが、写真はそのひとつ。右がリージョンコードの設定画面。
 長瀬産業株式会社は、特別なハードを必要とせずソフトウェアだけでMPEG-2データをデコードする「SOFTWARE CINEMASTER98」を11月10日から11,800円で発売する。対応OSはWindows 95 OSR2.0/98。米Quadrant Internationalが開発したものを日本語ローカライズした。

 Pentium II 233MHz、Celeron 300A MHz、K6-2/300以上のCPUを搭載したPC/AT互換機であれば、ビデオボードの搭載メモリ量にもよるが解像度には依存せず、フルスクリーン、フルフレームでもコマ落ちせずにDVD-Videoを再生できるという。ただし、ATIの3D Rage PROのようなMotion Compensation機能に対応したビデオチップを搭載したビデオカードを推奨しており、搭載していない場合Pentium II 300MHz以上が推奨環境となる。

 再生できるビデオフォーマットは、MPEG-1及びMPEG-2で、NTSCだけでなくPALも再生可能。DVDプレーヤーに備わっているマルチアングルビュー、マルチランゲージオーディオ、パレンタルコントロールなどの機能はすべて対応している。操作は操作パネルで行なうほか、キーボードに割り当てられているショートカットでも行なうことができる。ただしショートカットの変更は不可能。地域コードは6種類の地域から選択可能だが、変更は5回までしかできない。また、Dolby DigitalサラウンドシステムAC-3にも対応しているが、サウンドカードを通して音声を出力するため、現状ではサウンドカードが対応しておらず、2chに変換して出力される。

□長瀬産業のホームページ
http://www.esm.nagase.co.jp/scantec/
□「Software CineMaster 98」のニュースリリース
http://www.esm.nagase.co.jp/scantec/jp/minsei/swcm.htm
□Quadrant Internationalのホームページ(英文)
http://www.qi.com/
□「Software CineMaster 98」のニュースリリース(英文)
http://www.qi.com/newsite/swcm98.html

('98年10月21日)

[Reported by funatsu@impress.co.jp]


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