株式会社日立製作所は、最大36.8GBのハイエンド向け3.5インチHDDを発表、12月25日に出荷を開始する。厚さ25.4mmで容量18.4GBのDK32AH-18（240,000円）と、厚さ41.3mmで容量36.8GBのDK31AH-36（350,000円）の2製品で、インターフェイスにUltra2 SCSIとFC-AL（Fibre Channel - Arbitrated Loop）を採用したモデルがそれぞれ用意される。

　サーバーやワークステーションなど、ハイエンド向けの製品で、新開発のMEEPRML信号処理LSIとMRヘッドを採用することで、プラッタ1枚あたりの容量が3.68GBとなった。回転数は7,200回転/分、平均シークタイムは6.8msで、ドライブ内部の最大データ転送速度は30MB/秒。キャッシュの容量は、Ultra2 SCSIモデルが2MB、FC-ALモデルが4MBとなっている。

□日立のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/9810/1021a.html

('98年10月21日)

[Reported by shiina@impress.co.jp]