米Intelは、低消費電力のEmbedded(組込用)MMX Pentiumを発表した。クロックは166MHzと266MHz、16KBの1次キャッシュを内蔵し、0.25ミクロンプロセスで製造される。パッケージは新設計の表面実装用HL-PBGAに加え、Socket 7用のPPGAが用意される。組込用とはいえIntelがSocket 7対応の新製品を出すのは、'98年に入って初めて。対応チップセットは430TX。
Socket 7パッケージは、166MHz/266MHzともコア電圧が1.9V、I/O電圧が2.5Vで、最大消費電力は166MHz版が4.5W、266MHz版が7.6Wとなっている。HL-PBGA版は底面積が35×35mm、高さ1.45mmと省スペースで、Socket 7版よりも高温の環境に耐えるとしている。
なお、組込用の製品のため価格は明らかにされていない。
□米Intelのホームページ
http://www.intel.com/
□ニュースリリース
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/em101398c.htm
□詳細情報
http://www.intel.com/design/intarch/lpentium.htm
□製品情報
http://www.intel.com/design/intarch/lpwrovrw.htm
('98/10/14)
[Reported by date@impress.co.jp]