ソニー株式会社は、動画ファイルにも対応、パノラマ画像の作成機能も備えた画像管理ソフトPictureGear Ver.3.0、「PCQ-PG3」を発表。価格は従来バージョンから据置きで、9,800円。11月10日より販売開始する。従来バージョンのユーザーおよびVAIOシリーズのユーザーには優待アップグレードが用意される予定だが、価格などは未定。

　PictureGearは同社のパソコンVAIOシリーズにも標準でバンドルされている画像管理ソフト。7月に発売されたVer.2までは静止画のみの対応だったが、Ver.3では新たに動画ファイルに対応、静止画と同様に一元管理できるようになった。対応する動画フォーマットはMPEG-1とAVIで、サムネイル表示、再生、ファイル内容のサマリ表示、静止画切り出しなどができる。
　また、複数画像から1枚のパノラマ画像を作成するパノラマメーカー機能を搭載。作成したパノラマ画像は、360度スクリーンセーバーにしたり、HTML化してホームページに掲載することもできる（ホームページで見るにはプラグインLive Picture Viewerが必要。プラグインはLive Pictureのホームページからダウンロード可能）。

　そのほかのおもな機能としては、ヒサゴのMD用などの市販ラベルに対応したラベルメーカー機能、静止画・動画とそのサムネイルをHTML化してプラットフォームに関係なく見ることができるHTMLアルバム作成機能、縦横比に合わせたサムネイル表示が可能なフレキシブルウィンドウ機能などを備える。また、新たにAdobe Photoshop、PICT、WMF、PNGの各フォーマットの読み込みに対応した（従来からの対応フォーマットはFlashPix、TIFF、JPEG、BMP、GIF、DV静止画、Cybershotで撮影した画像で、これらのフォーマットは相互変換もできる）。

□ソニーのホームページ
http://www.sony.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/soj/CorporateInfo/News/199810/98-106/index.html

('98年10月13日)

[Reported by hiroe@impress.co.jp]