NEC、Windows CE対応の高速CPU

「μPD30121F1(愛称 VR4121)」 12月 サンプル出荷開始

サンプル価格
5,000円

連絡先:半導体テクニカルホットライン
Tel.044-548-8899



 日本電気株式会社(NEC)は、Windows CE対応の高速CPU「μPD30121F1(愛称 VR4121)」を12月からサンプル出荷する。MIPSアーキテクチャに基づき、0.25ミクロンプロセスで製造される。動作クロックは168MHzと131MHzと、従来より高速になった。命令16KB、データ8KBのキャッシュを内蔵し、SDRAMに対応するなどクロック以外の部分でも高速化が図られている。サンプル価格は5,000円、量産時の価格は10万個受注時の単価で3,000円が予定されている。

 VRシリーズのCPUは同社のWindows CE H/PC「Mobile Gear II」に順次採用されているため、次世代のMobile Gear IIへの搭載が期待される。

□NECのホームページ
http://www.nec.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/9810/1201.html

('98/10/12)

[Reported by date@impress.co.jp]


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