コンパック、企業向けノートPC「ARMADA」シリーズ3機種6モデル

発表会場風景 '98年10月下旬 出荷発売

連絡先:コンパック・カスタマーセンター
     Tel.0120-101-589



 コンパックコンピュータ株式会社は、企業向けノートPC「ARMADA」シリーズ3機種6モデルを、10月下旬から発売する。全機種ともモバイルPentium IIを採用したA4ノートで、OSにWindows 95を採用したモデルが中心となっている。Windows 95を採用した理由については「企業向けでは、Windows 95の次にNTが普及すると考えているため。ARMADA 1700 Valueについてのみ、店頭で個人向けに販売されることに配慮し、Windows 98とのデュアルインストールにした」という。

 発表会場では、「コンパックとDECの統合後、共同で発表する初めてのノート製品」として紹介され、新たにHiNote UltraベースのA4ノート「ARMADA 6500 Ultra」がラインナップに加わった。

ARMADA 6500 Ultra
ARMADA 6500 Ultra
●ARMADA 6500 Ultra:HiNote UltraベースのA4ノート

 DECのHiNote Ultra 2000シリーズをベースにしたA4サイズのオールインワンノートで1モデルが用意される。価格は698,000円。プリインストールOSはWindows 95のみ。

 解像度1,024×768ドットの14.1インチTFT液晶とK56flex対応のモデム、100Base-TX対応のLANアダプタを標準で内蔵する。また、ビデオチップにAGP 2Xモード対応の3D RAGE LT Pro(4MB)を採用し、従来製品であるHiNote Ultra 2000シリーズに比べ、3Dグラフィック機能が強化された。本体に内蔵された24倍速CD-ROMドライブは、着脱可能なマルチベイに装着されており、別売のLS-120ドライブや、拡張HDDと交換できる。

 オプションとして、マルチベイとステレオスピーカを追加できる専用拡張ユニット(94,000円、11月下旬発売)や、LANポートとUSBポートを備えたコンビニエンスベース(40,000円)も用意される。


 

ARMADA 3500 Slim ●ARMADA 3500Slim:重量約2.1kgのA4スリムノート

 ARMADAシリーズで最薄・最軽量となるA4スリムノートの新シリーズで、筐体のディスプレイカバー部にマグネシウム合金を採用した。CPUにモバイルPentium II 266MHzを採用したモデル1(398,000円)と、モバイルPentium II 300MHzを採用したモデル2(568,000円)が用意される。プリインストールOSはWindows 95のみ。

 オプションのモバイル拡張ユニット(50,000円、11月下旬発売)は、100Base-TX対応のLANアダプタ、USBポート、マルチベイを内蔵する。また、コンビニエンスベース II(33,000円)との接続も可能。


 

ARMADA 1700 Value ●ARMADA 1700 Value:低価格なA4オールインワンノート

 ARMADAシリーズのエントリー向けに位置するA4オールインワンノートで、24倍速CD-ROMドライブ、3.5インチFDD、ACアダプタを内蔵している。価格は348,000円から548,000円。

 新たに、OSがWindows 95/98から選択できるデュアルインストールとなったほか、最上位モデルとして、解像度1,024×768ドットの14.1インチ液晶を搭載した「モデル3」が追加された。


 

□コンパックのホームページ
http://www.compaq.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.compaq.co.jp/info/press193.html

('98年10月12日)

[Reported by shiina@impress.co.jp]


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp