標準価格:
29,800円
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株式会社セガ・エンタープライゼスは6日に都内のホテルで発表会を開き、Windows CE搭載の家庭用ゲーム機「Dreamcast」の価格やソフトウェアラインナップなどを発表した。発売日は11月27日で、価格は29,800円となる。販売流通は全国5,000店のパートナーショップのほか、セブンイレブンやローソンなどのコンビニでも購入できる。
本体に同梱されるのは、コントローラ、電源ケーブル、AVケーブル、モジュラーケーブル(5m)、Dream Passport(通信ソフトを収録したCD-ROM)。
発表会の開催にあたって壇上に立ったセガの大川功会長は、「Dreamcastにはこれまでのゲーム機にはない通信機能が搭載されている。この機能により、ゲーム機だけにとどまらず、情報端末として大きく発展していく家電商品となる」と発言。
この発言を受けて壇上に立った入交社長は、Dreamcastに同梱される通信ソフトDream Passportや、インターネット関連についてかなりの時間を割いた。
それによれば、Dream Passportにより簡単にセガのホストに接続し、その場でIDを発行。インターネットを楽しめるという。インターネット及び、通信対戦(ドワンゴ)など利用開始後数時間は無料だが、その後はプリペイドカードの購入による従量課金制となる。クレジットカードに関しては「ユーザーの多くがクレジットカードを持っていないと思われるので、現行ではプリペイドカードのシステムを採用した」としている。また、Dream Passportに収録されているブラウザソフトは今後、Internet Explorerにバージョンアップする。
この他、'99年の春にはDreamcastでWebTVを楽しめるようになる。現在、ソフトを開発中で、Dreamcastに同梱されている申し込みはがきを返送さえすれば、無料でソフトが送られてくるという。
同時にソフトウェアの発表も行なわれた。同時発売のソフトは「Virtua Fighter 3tb(チームバトル)」、「セガラリー2」、「ゴジラ ジェネレーションズ」(以上セガ)のほか、サードパーティから2本が予定されている。また、カプコンの人気ソフトの最新作「BIOHAZARD ~CODE:Veronica~」や、ナムコの参入が発表された。
会場には実機が用意され、各ソフトを実際に遊ぶことができたのだが、コントローラは思ったより軽く、操作感も良好であった。また細かい話だが、起動音に坂本龍一を起用するなど、セガの意気込みが感じられるマシンに仕上がったようだ。
本体にはWindows CEのロゴが印刷される。場所はコントローラー口の横 | モデムのモジュラージャック | より高速なモデムの登場も考慮に入れて、簡単にモデム部分を切り離すことができる | 本体と同時発売となるキーボード。価格は4,500円 |
□セガ・エンタープライゼスのホームページ
http://www.sega.co.jp/
□「Dreamcast」のホームページ
http://www.sega.co.jp/dreamcast/
□製品情報
http://www.sega.co.jp/dreamcast/about/concept.html
□関連記事
【5/21】セガ、Windows CEをベースとした新世代ゲーム機「Dreamcast」を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980521/sega.htm
('98年10月6日)
[Reported by funatsu@impress.co.jp]