ロジテック株式会社は、ディスク全域で40倍速相当の転送速度を持つCD-ROMドライブユニット「LCD-Z40AK」を来週にも出荷する。価格は29,800円。インターフェイスはATAPIで、PC/AT互換機、PC98-NXに対応する。

　株式会社ケンウッドのマルチビーム方式のユニット「UCR004010」を使用した初の製品となる。マルチビーム方式は、ケンウッドと、米ZEN Research社の共同開発によるもので、7本のビームにより同時に信号を読み出すことで転送速度を上げる。従来のCAV方式が、ディスクの位置によって読み出し速度が変化するのに対し、ディスク全域で40倍速相当の6,000KB/秒の転送速度を保つのが特徴とされる。また、ディスクの回転速度が抑えられるため振動や騒音も低減できるとしている。

□ロジテックのホームページ
http://www.logitec.co.jp/
□製品情報
http://www.logitec.co.jp/goods/cdrom/z40ak.html
□関連記事
【4月2日】ケンウッド、40倍速CD-ROMドライブで、周辺機器業界へ参入
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980402/kenwood.htm

('98年9月9日)

[Reported by date@impress.co.jp]