同社のVoodoo2搭載ビデオカードとの連携機能も搭載

Canopus、米国でRIVA TNT搭載ビデオカードを発表

'98年9月下旬 米国発売

予想店頭価格:
SPECTRA 2500 199.99ドル
SPECTRA Video Port 600 99.99ドル



 カノープス株式会社の米国法人Canopusは、NVIDIAの主力ハイエンドチップRIVA TNTを搭載したビデオカード「SPECTRA 2500」を、米国で9月下旬に発売する。予想店頭価格は、199.99ドル。対応OSは、Windows 95/98/NT 4.0となっている。

 SPECTRA 2500のインターフェイスはAGPで、2Xモードに対応し、ビデオチップ上には冷却ファンを装備する。16MBのSDRAMと250MHzのRAMDACを搭載し、最大解像度は1,920×1,440ドット。対応APIは、DirectX 6、OpenGLとなっている。

 1台のPCに、SPECTRA 2500と、同社のVoodoo2搭載ビデオカード「Pure 3D II」、もしくは「Pure 3D II LX」を同時接続し、連携して利用できる機能「WitchDoctor」を備えるのが特徴。同時利用の場合、Voodooシリーズの専用APIであるGlide対応ソフトの画像を、SPECTRA 2500から直接TVへ出力できる。出力端子は、コンポジット、S端子を標準装備する。画像もTV用に、ガンマ、リフレッシュレートなどが調整された上で出力される。また、これまでVoodooカード側で行なっていたディスプレイ信号の切り替え処理をSPECTRA 2500側で行なうため、画質の劣化が少ないとしている。

 なお、オプションとして、Motion-JPEG形式での動画の取り込みや、静止画取り込みが行なえる5インチベイ内蔵用ビデオ入力ポート「SPECTRA Video Port 600」も用意される。予想店頭価格は、99.99ドル。

【お詫びと訂正】本記事中でSPECTRA 2500とPure 3D II間でケーブルの接続が不要であるという記述がありましたが誤りです。お詫びして訂正させていただきます。

□Canopusのホームページ(英文)
http://www.canopuscorp.com/
□カノープスのホームページ
http://www.canopus.co.jp/index_j.htm
□ニュースリリース(英文)
http://www.canopuscorp.com/press/Press_Release_980901_spectra.htm

('98年9月2日)

[Reported by shiina@impress.co.jp]


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