メモリはSDRAMに対応しており、最大で3つのDIMMスロット、メモリ容量1.5GBに対応する。対応ベースクロックは66/75/83/100MHzの4種類。ハードディスクインターフェイスとしては、Ultra ATA/66が採用されている。なお、セットになるサウスブリッジチップはこれまでのSiS5600と同じく、SiS5595となっている。
内蔵しているビデオチップの詳細仕様に関しては明らかにされていないが、同社の2D/3D兼用ビデオチップ「SiS6326AGP」をベースにしたものとされている。内部的には、同社が「Super AGP」と呼ぶ独自アーキテクチャで接続されており、2本の64bitバス(100MHz駆動)を使用して、最大800MB/秒でのデータ転送が可能という。ビデオメモリのアーキテクチャとしては、一般のビデオカード同様にメモリチップを外付けする通常方式と、メインメモリの一部をビデオメモリとして代用するUMA方式の両方に対応している。このほか、TFT液晶もサポートされる。
なお、同日、既発表のSocket 7向けビデオチップ内蔵チップセット「SiS530」のサンプル出荷が開始されたことが明らかにされた。
□SiSのホームページ(英文)
http://www.sis.com.tw/
□ニュースリリース(英文)
http://www.sis.com.tw/html/release98.html
□SiS530のニュースリリース(英文)
http://www.sis.com.tw/html/release530.html
('98年8月25日)
[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]