2次キャッシュもCPUクロックと同速で動作

Intel、Pentium IIベースのPentium Pro用ODP

Pentium II ODP 8月下旬発売
標準価格:599ドル

 米Intelは、Pentium Pro搭載PCの機能を強化する「Pentium II Over Drive Processor」(以下Pentium II ODP)を8月後半に発売する。Pentium II ODPは、Pentium Pro用のSocket 8に装着できる。ただし対応するのはデュアルCPUまでで、それ以上のシステムはサポートされない。ベースクロックは60MHzと66MHzの2機種あり、いずれも価格は599ドル。

 Pentium Pro 150/180MHzのシステムに、ベースクロック60MHzのPentium II ODPを装着すると300MHzに、Pentium Pro 166/200MHzのシステムにベースクロック66MHzのPentium II ODPを装着すると333MHzにそれぞれクロックが向上する。また、Pentium ProにはなかったMMX機能が使用できるようになる。

 Pentium II ODPは、0.25ミクロンプロセスのPentium IIやPentium II Xeonと共通のコアが採用され、1次キャッシュ32KBと2次キャッシュ512KBを内蔵する。Pentium IIではCPUクロックの半分のクロックで動作していた2次キャッシュが、Pentium ProやPentium II Xeon同様CPUクロックと同速で動作するのが特徴。

 Intelによるベンチマークテストによれば、333MHzのPentium II ODPは200MHzのPentium Proに対し、Windows 95上のビジネスアプリケーションで47%、Windows NT 4.0上で39%向上するとしている。OSによる差があるのは、Pentium Proの16ビットコードの処理速度が遅く、16ビットコードが多く含まれるWindows 95上ではベンチマークの結果が劣るため。また、MMX機能が有効なマルチメディア系のアプリケーションでは80%向上するという。

□Intelのホームページ(英文)
http://www.intel.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/DP081098.HTM

('98月8日11日)

[Reported by date@impress.co.jp]


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