ソニー、新記憶媒体「メモリースティック」

9月10日発売
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　ソニー株式会社は新しい記憶メディア「メモリースティック」を9月10日に発売する。

　メモリースティックはフラッシュメモリを素子とするメディアで、当初発売されるのは、4MBと8MBのメディアとPCMCIA Type2へのアダプタで、来年には32MBのメディアの発売を予定している。

　価格は4MBメディア「MSA-4A」が3,300円、8MBメディア「MSA-8A」が4,400円、PCMCIAアダプタ「MSAKIT-PC4A」が11,000円（4MBメディア1枚付き）。

　なお、メモリースティック対応の機器は、来年から登場するとしており、当面はPCカード経由で使用するにとどまる。

　主な特徴は以下の通り。先行するスマートメディアや、コンパクトフラッシュにはない特徴を備えており、一般ユーザーが使うことを前提としていることが感じられる。

　メモリースティックは、ソニー社内のバーチャルカンパニー“VAIOセンター”により開発された製品で、PCとAV機器を接続するための媒体として設計されている。

　発表会場で上映されたプロモーションビデオでは、メモリースティック対応のデジタルカメラ、DVカメラ、ミニノート、ボイスレコーダー、カーナビ、携帯TVなどが相互にリンクしながら、音声付きの静止画や、音楽などのデータをやりとりする模様が紹介された。

　また、メモリースティックの規格については、主に富士通と共同開発しており、アイワ、オリンパス光学、カシオ計算機、三洋電機、シャープが賛同しているという。

（'98/7/30）

[Reported by date@impress.co.jp]

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