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前者の「超小型ページプリンタ」は、「MICROLINE 4w」(標準価格44,800円)の後継となるモデルで、エンジン解像度が300×300dpiから600×600dpiに向上したほか、印刷速度が2倍速の毎分8枚(A4)になっている。
また、「OKIPAGE530m」は「MICROLINE 620CL」(標準価格69,800円)の後継モデル。印刷速度が同じく2倍速の毎分12枚(A4)になっているほか、新たにオプションのネットワークカードにも対応するという。価格などの詳細は未定だが、「従来モデルよりも高めになる見込み」だという。
【“超小型ページプリンタ”】 | 【OKIPAGE530m】 |
●USB対応製品は秋ごろから。一部従来機種もUSB対応に
同じく参考展示されていたのが、業務向けの「USB対応水平インサータプリンタ」。既にNECなどが発売している「USB対応プリンタ」と同様にUSB-パラレル変換ケーブルを利用する製品で、ケーブル、対応プリンタともに秋以降に発売予定。なお、変換ケーブルの対応機種は、今後の新モデルのほかに一部従来モデルも含める予定とのこと。
●LED方式の複合機能プリンタも参考展示中
A4サイズまで対応する複合機能プリンタ「OKIOFFICE 44」も参考展示中。600dpiのページプリンタとしての機能のほか、スキャナ、FAX、コピー機能を持っている。既に米国では発売されているとのことだが、国内での発売時期は未定。価格は8万円ぐらいになりそうだという。
□米国版OKIOFFICE 44の製品情報(英文)
http://www.okidata.com/mkt/html/nf/OO44Home.html
●LED方式のカラーページプリンタを来年初頭に発売予定
「来年初頭に発売予定」として参考展示されていたのが、LED方式のA4対応カラーページプリンタ「OKIPAGE 8c」。解像度は600×600dpiで1,670万色の表現が可能だという。
最大の特徴は4色のLEDヘッドを直列に並べる「タンデム方式」を採用したこと。タンデム方式では1度の紙送りでカラー印刷が可能なため、「レーザー方式の他社製カラーページプリンタの4倍速(8枚/分)で印刷できる」という。説明員は「レーザープリンタでタンデム方式を採用すると、筐体サイズが大きくなりすぎる」と話しており、LED方式の優位性をアピールしていた。
既に米国・欧米市場では発売されており、日本での価格は50万円前後になりそうだという。
□米国版OKIPAGE 8cの製品情報(英文)
http://www.okidata.com/mkt/html/nf/OP8CHome.html
●マイクロソフトブースではOffice 98 Macintosh Editionをデモ中
沖データ以外のブースはいずれも小さなもの。ただし、マイクロソフトブースのように注目すべき展示を行なっていたところもある。
同ブースでは、発売が報じられたばかりのOffice 98 Macintosh Edition 日本語版のデモが行なわれており、早速、デモを興味深く見つめる来場者の姿が見られた。
('98/7/16)
[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]