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株式会社プロトンは6日、パシフィック・ハイテック株式会社より販売されている「TurboLinux日本語版2.0（スタンダード版）」をプリインストールしたマシン「VELOCITY CX266RLM」を発表した。価格はオープンプライスだが、実売価格は18万円台になる見込み。7月11日より全国のT-ZONEにて店頭販売される。
最大の特徴は、サポート体制を完備したことで、ハードウェアやOSに関わる問題と、システムの初期出荷状態への復旧などを電話やメール、FAXで24時間、年中無休体制で受け付ける。サポート費用は本体価格に含まれている。ハードウェアメーカーがLinuxのプリインストールマシンを全国店頭で販売するのは初めて。
基本スペックは、CPUがPentium II 266MHz、440LXマザーボード、32MB SDRAM、3.2GB HDD、32倍速CD-ROMドライブとなっている。ビデオカードにはAGP対応の4MB SGRAM搭載RIVA 128カードを採用、Sound Blaster 16互換のサウンドカードと56kbpsモデムも装備。このほかオプションとして3Com製100Base-TXカードが用意される。
ドライバなどのシステムの基本設定は、すべて設定済みの状態で出荷される。なお、インストールされているTurboLinuxはスタンダード版だが、本来はPro版にのみ付属するユーザーガイドも添付される。
同社では初級者向けのTurboLinux教室の開催も予定しており、購入者以外でも参加できる。詳細は後日T-ZONE各店の店頭にて発表の予定。
【お詫びと訂正】記事掲載時点で、「Linuxマシンをサポート込みで店頭販売するのは、国内ではこれが初めて。」という記述がございましたが誤りでした。ご迷惑をおかけいたしました関係者の方にお詫びするとともに、下記のように訂正させていただきます。「ハードウェアメーカーがLinuxのプリインストールマシンを全国店頭で販売するのは初めて。」
□プロトンのホームページ
（7月7日現在、この件に関する情報は掲載されていない）
http://www.proton.co.jp/
□パシフィック・ハイテックのホームページ
http://www.pht.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.pht.co.jp/turbolinux/misc/preinstall.html
□T-ZONEのホームページ
http://www.t-zone.co.jp/
('98/7/7)
[Reported by aoyama@impress.co.jp]
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