【業界動向】
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マルチメディアステーションからSHプロセッサまで
Microsoftと日立がWindows CEの開発で提携
米Microsoftと株式会社 日立製作所は現地時間の6月30日、Windows CEに関する開発において広範囲な提携を行なうと発表した。
提携内容は以下の3点。
- 日立のRISCプロセッサ「SuperH」を搭載したH/PCの開発
- テレビ、衛星放送、インターネット、デジタルカメラ、DVDなどのデジタルデータの処理、統合、記録などを統合的に扱うことができる家庭用マルチメディアステーションの開発
- Windows CEのリアルタイム処理に関する技術開発。この分野における日立のDARMA技術(Dependable Autonomouse Hard Real-time Management)のWindows CEに関する応用など
日立製作所の取締役社長を務める金井 務氏は、「日立はWindows NTとのシナジー効果、及び未来における可能性でWindows CEを選択した」とリリースで語っている。また、Microsoftのビル・ゲイツ会長は「日立との新しい協力関係に大変期待している。今回の提携によって本当に恩恵を受けるのは、これらの提携で開発される製品を手にするユーザーだろう」とした。
□米Microsoftのホームページ
http://www.microsoft.com/
□ニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/presspass/press/1998/Jun98/HitchPR.htm
□ニュースリリース(和訳)
http://www.asia.microsoft.com/japan/info/releases/0701hitach.htm
□日立製作所のホームページ
http://www.hitachi.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/9807/0701.html
('98/7/1)
[Reported by funatsu@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]
ウォッチ編集部内PC Watch担当
pc-watch-info@impress.co.jp