【本体】

キーボードは書院配列
HTML3.2準拠のブラウザを搭載

シャープ、単3電池4本で駆動可能なA5ファイルサイズのワープロ

WM-C100 7月3日 発売

標準価格:128,000円

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WM-C100  シャープ株式会社は、単3電池4本で駆動可能なA5ファイルサイズのワープロ「モバイル書院(WM-C100)」を7月3日に発売する。標準価格は128,000円。

 640×480ドット(256色)表示のDSTN液晶を搭載。外形寸法(幅×奥行き×高さ)237×167.5×前25~後35mm、重量約990g(リチウムイオン充電池使用時)の小型軽量な携帯型ワープロ。キーボードは、ピッチ16mm、ストローク2.5mmを確保し、配列は「書院配列」。ポインティングデバイスは備えていないので、キーボードのみですべての操作を行なう。

 33.6kbps FAXモデムを内蔵しており、インターネットへの接続が可能で、複数アカウント対応のE-Mail機能や、HTML3.2準拠のブラウザも搭載している。また、作成した文章を直接FAXに送ることもできる。そのほかにも、アドレス帳や、スケジュール機能も搭載しているので、インターネットモバイル端末として利用が可能。電池での駆動時間はアルカリ単3電池4本使用時で約3時間、オプションのリチウムイオン充電池使用時で約4時間となっている。また、11時間駆動が可能な単2電池4本を収納する増設バッテリパックもオプションで用意される。

 インターフェイスは、PCMCIA Type2×1、赤外線ポート、PHSアダプタ(CE-PA2:15,000円)のほか、デジタル携帯電話アダプタ(CE-DA5:20,000円)などが接続できるポートを搭載する。PCMCIAスロットは、フラッシュメモリ以外では、同社が推奨するFDD(株式会社ワイ・イー・データ製)、セントロニクスインターフェイスカード(ラトックシステム株式会社製)のみサポート。赤外線ポートはIrDAのほか、ザウルスに使われているASKや、デジタルカメラなどと静止画をやり取りするIrTran-Pにも対応。印刷は赤外線通信かセントロニクスインターフェイスカードを利用して、対応プリンタで行なう。また、Windows 95対応のデータ連携ソフトが同梱されており、データを変換することで一太郎、Word(いずれもVer.5.0形式に対応)と相互にデータのやり取りが可能。


□シャープのホームぺージ
http://www.sharp.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sharp.co.jp/sc/gaiyou/news/980624.htm

('98/6/25)

[Reported by furukawa@impress.co.jp]


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