【ソフト】

日本IBM、ジャストシステムらと提携、音声入力対応ATOKも

発表会風景  '98/6/24 発表会開催


 日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は、音声認識技術対応製品の開発について株式会社ジャストシステムオリンパス光学工業株式会社と提携すると発表した。同時に、各社から音声認識技術に対応した製品が発表された。日本IBMは、Windows 98対応の音声認識ソフト「ViaVoice 98」を発売したほか、ジャストシステムは音声認識対応の日本語IME「Voice ATOK」などを、オリンパスは音声認識対応のICレコーダ「Voice-Trek」を発表した。
 

●日本IBM 「ViaVoice 98 日本語版」

ViaVoice 98  Windows 98対応の音声認識ソフトで、'97年12月に発売された「ViaVoice Gold 日本語版」の新バージョンにあたる。発売日は7月24日で、通常版(18,000円)、アップグレード版(12,000円)、学割パック(12,000円)が用意される。対応OSは、Windows 95/98/NT 4.0。MMX Pentium 200MHz以上、メモリ 32MB以上のシステムが必須となる。

 基本辞書が従来の約42,000語から約66,000語に強化された。専門分野の用語も追加され、コンピュータ用語3,430語、サッカー用語2,000語、野球用語770語なども含まれている。ユーザーが登録できる単語数も増加し、最大収容語が約128,000語になった。また、音声入力中のコマンド操作や、作成中の文章の修正や書体変更、文字装飾といった編集に対応し、操作性も向上している。

 なお、ノイズ消去機能付きのヘッドセット型マイク、音声認識対応のソフトウェアが入ったボーナスパックCDが同梱される。

◎連絡先:ダイヤルIBM
     Tel.0120-04-1992

□日本IBMのホームページ
http://www.ibm.co.jp/
□ViaVoice 98 日本語版の製品情報
http://www.ibm.co.jp/Products/news/980624/index.html

●ジャストシステム 「Voice ATOK」ほか

ジャストシステム社長 浮川氏  音声認識対応の日本語IME「Voice ATOK」と、データベース「ConceptBase Search」の検索機能を音声で操作できる「ConceptBase Voice Filter」を発表した。両ソフトとも、今秋の発売を予定しており、価格は未定。7月1日から4日まで行なわれるWindows World Expo / Tokyo 98に出展される。

 同時に、7月30日に発売されるワープロソフト「一太郎Lite」では、日本IBMの音声認識ソフト「ViaVoice 98」と組み合わせることで、ほとんどの操作を音声で行なうことができるようになるとした。

 「Voice ATOK」は、「ViaVoice 98」の音声認識エンジンと日本語IMEを組み合わせたもので、ほとんどのアプリケーションでインライン入力が可能になる。音声入力時でもATOKの辞書情報を参照しながら変換を行なうため、「変換精度がさらに向上する」という。

 「ConceptBase Voice Filter」は、データベース「ConceptBase Search」のアドオンアプリケーションで、音声ファイルと文書ファイルを同様に扱うことができるほか、検索機能などの操作を音声で行なえるのが特徴。デジタルボイスレコーダの音声メモをそのままデータベースに取り込むことも可能で、オリンパスの「Voice-Trek」にも対応している。

◎連絡先:インフォメーションセンター
     Tel.03-5412-3939

□ジャストシステムのホームページ
http://www.justsystem.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.justsystem.co.jp/news/98f/news/j9806241.html
□関連記事
【5/19】ジャストシステム、ノートパソコンに最適な「一太郎Lite」を発表
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980519/just.htm

●オリンパス 「Voice-Trek」

Voice-Trek  録音した音声データを、PC上でテキストに変換できる音声認識ソフトとICボイスレコーダを組み合わせた製品。発売日は7月4日で、価格は63,000円となっている。対応OSは、Windows 95。

 音声データはミニチュアカード(Intelが提唱する小型メモリ)に記録され、PCカードアダプタで、パソコンに取り込むことができる。サウンドカード搭載のパソコンであれば、アナログの音声出力端子から、PCに音声を直接入力することも可能。

 音声認識ソフト「ViaVoice Transcription」は、約42,000語の基本辞書を備え、音声データを自動的にかな漢字混じりのテキストに変換できる。ユーザーは、約20,000語の単語を追加登録することで、認識率を向上させることも可能。変換後のテキストは、ワープロや電子メールに転送して、利用できる。

 録音時間は、2MBのミニチュアカードを利用した場合、スタンダードモード時で15分、ロングモード時で33分の録音ができる。別売で、4MBミニチュアカード(9,800円)も用意される。

 付属品として、2MBのミニチュアカード、PCカードアダプタ、アナログの音声出力ケーブルが同梱される。

◎連絡先:カスタマーサポートセンター
     Tel.0426-42-7499

□オリンパスのホームページ
http://www.olympus.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.olympus.co.jp/LineUp/VTREK/vt1000rv.html

('98/6/24)

[Reported by shiina@impress.co.jp]


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