【業界動向】 |
米国の調査会社IDCの日本法人IDC Japan株式会社は、国内のリムーバブルディスクドライブの'97年出荷実績と'98年出荷予想を発表した。
'97年の出荷台数は、985万9,000台となり対前年比27.2%の増加をみた。また、'98年については1,245万7,000台の出荷を予想しており、対前年比26.4%の増加を見込んでいる。
'97年のドライブ別シェアは3.5インチMO(42.8%)、100MB以上の大容量FDD(31.7%)、PD(15.6%)、CD-R/RW(7.8%)の順としている。これに対し、'98年は3.5インチMO(34.3%)が、大容量FDD(35.4%)に首位を譲るほか、PD(11.9%)が、CD-R/RW(14.1%)に逆転されるとしている。
CD-R/RWは、'97年に対前年比3.5倍の19万台を出荷したが、'98年にもこの成長が続き56万台を出荷すると見込んでいる。なお、ドライブ種別では、'98年にCD-RWがCD-Rを上回るとしているが、実際に使用される媒体の大部分はメディア単価が安いCD-Rのままと見られている。また、Zip、SuperDiskに代表される100MB以上の大容量FDDも、国内市場に定着し成長を続けるとしている。
'97年出荷実績 | '98年出荷予想 |
□米IDCのホームぺージ
(6月22日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.idc.com/
('98/6/22)
[Reported by date@impress.co.jp]