【周辺】 |
株式会社東芝は、DVDドライブ3製品の量産出荷を開始する。デスクトップ向けで4.8倍速を実現したDVD-ROMドライブ「SD-M1202」とノート向けの2.4倍速DVD-ROMドライブ「SD-C2102」、DVD-RAMドライブ「SD-W1101」の3製品が用意される。すべてOEMが中心で、店頭販売は行なわれない。
デスクトップ向け「SD-M1202」は、DVD-ROM再生時で4.8倍速(最大6,535KB/秒)の高速転送を実現した。平均アクセスタイムも従来製品に比べて15%向上し、DVD-ROM再生時で135ms、CD-ROM再生時で95msとなっている。
ノート向け「SD-C2102」は、厚さ12.7mm、重量265gと小型軽量。消費電力も平均3Wで、デスクトップ向けの半分程度に抑えられている。
DVD-RAMドライブ「SD-W1101」は、DVD-RAMメディアの読み書きが可能で、両面(5.2GB)にも対応している。松下電器製ドライブとは異なり、PDメディアの読み書きには対応していないが、DVD-ROM、DVD-R、CD-ROM、CD-R、CD-RWの読み込みに対応する。
SD-M1202 | SD-C2102 | SD-W1101 | |
厚さ | ハーフハイト | 12.7mm | ハーフハイト |
DVD-ROM再生 | 4.8倍速 | 2.4倍速 | 2倍速 |
CD-ROM再生 | 32倍速 | 20倍速 | 16倍速 |
DVD-RAM記録再生 | × | × | 1倍速 |
インターフェイス | ATAPI | ATAPI | SCSI-2 |
出荷時期 | 6月上旬 | 6月上旬 | 6月下旬 |
□東芝のホームページ
(5月29日現在、この製品の情報は掲載されていない)
http://www.toshiba.co.jp/
('98/5/29)
[Reported by shiina@impress.co.jp]