【ソフト】

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　　　　プレスリリース：1809#　　データシート：3772#

　アップルコンピュータ株式会社は、QuickTime VRファイルを作成するオーサリングソフト「QuickTime VR Authoring Studio」を発表、標準価格57,800円で6月下旬より販売開始する。対応機種は、PowerPCを搭載し、Mac OS 7.6.1以降をインストールしたMacintoshとその互換機。なお、作成したデータは、Windows 95/NT 4.0でも再生できる。

　アップルは、QuickTime VR Authoring Studioではすべての操作がGUIによって行なえるため、ムービー作成に関する特別な知識は必要とせず、初心者でも高品質なムービーを短期間で作成できるとしている。
　QuickTime VRを使ったムービーファイルで実現できるものには、仮想空間を表現する「パノラマ」、物体を3次元的に表現する「オブジェクト」、それにパノラマとオブジェクトを組み合わせて移動可能な仮想空間を表現する「シーン」の3つがある。QuickTime VR Authoring Studioでは、この3つのタイプのムービーすべてが作成できる。

【提供されるオーサリングツール】

• パノラマメーカ
  　1枚のパノラマ画像をQuickTime VRのパノラマムービーに変換する。
  
• パノラマステッチャ
  　複数の画像をつなぎ合わせて、QuickTime VRのパノラマムービーを作成する。
  
• オブジェクトメーカ
  　QuickTime VRのオブジェクトムービーを作成する。
  
• シーンメーカ
  　仮想空間（シーン）を作成する。
  
• プロジェクトマネージャ
  　大規模なシーン制作における、画像やムービーなどの素材を管理する。また、オブジェクトやパノラマの作成などの一般的な作業を自動化する。

  
  

□アップルコンピュータのホームページ
http://www.apple.co.jp/
□ニュースリリース
http://news.apple.co.jp/product/980526qtvr.html

('98/5/26)

[Reported by hiroe@impress.co.jp]