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会期：5/19～22日
（19、20日は招待日）
時間：午前10時～午後5時
会場：有明 東京ビッグサイト 東棟
出展社数：467社
ビジネスシヨウ'98 TOKYOが開幕した。まず速報として大手メーカーブースの動向と注目製品を簡単に紹介する。初日はあいにくの小雨模様だったが、昼過ぎには晴天となり、会場も混み始めている。
なお、通信関連については法林岳之氏の、デジタルカメラ関係については山田久美夫氏によるレポートを予定している。
●シャープ
ブースの半分が昨日発表された薄型B5ノート「Mebius PJ」、半分がザウルスという構成。Mebius PJは、TFT液晶モデルの製品とともに、反射型液晶のモデルも参考出品されている。反射型液晶モデルは、照明がオンオフできるボックス内に展示されており、フロントライトの有効性も確認できる。また、すでに発表されている業務用の反射型液晶付きザウルスにフロントライトをつけた機種も参考出品されていた。
●日本IBM
展示の中心はサーバーをはじめとするビジネスソリューション系だが、ThinkPad 600をはじめとするノートの新機種も展示されている。TV CMの影響か、音声認識ソフト「Via Voice Gold日本語版」のデモには、すずなりの人垣ができていた。
●東芝
Windows 98がインストールされたLibretto 100と70のデモが中心。ACPI対応など、Windows 98の新機能を生かすハードをアピールしている。ブース入り口のLibrettoの旗が送風機により常にはためき人目を引いている。
●日本電気（NEC）
Windows 98を搭載したPCを中心に、サーバー群、18日発表された新MATEシリーズ、Versa Pro NXなどのビジネス向けPCが並ぶ。Windows CE 2.0を搭載した「Mobile Gear II」を前面に押し出しており、大きなスペースが割かれていたのが印象的。
●マイクロソフトコレクション
Windows 98のスクラッチラリーを行なっており、賞品としてWindows 98グッズを配布している。会場ではWindows 98の存在は目立っておらず、目立ったデモは東芝、NECとこのブースぐらいに限られている。
●エプソン
各種プリンターを中心とした展示。発売直前のデジタルカメラCP-600での撮影と、プリンタに直結して画像を印刷するデモに人が集まっていた。
●カシオ
QVシリーズのデジタルカメラを中心とした展示。一角に注目のPalm Size PC「E-10」の英語版を参考出品している。
●キヤノン
イメージ入出力の分野で、同社の機器がワークステーションまで含めた多彩な機器と接続できることを強調していた。デジタルカメラPowerShot A5による撮影会も行なわれている。
●台湾ブース
すっかりビジネスシヨウの常連となった台北市コンピュータ同業組合のブースは、例年になく派手なブースを構え人目を集めている。
●50周年記念行事
ビジネスシヨウは、今回で50回を迎える。記念行事として「事務機・情報機器50年の歩み」のブースが設けられ、黒電話、旧型のFAXなどのなつかしい機器が展示されている。また、50回記念として記念切手も発売された。
□「ビジネスシヨウ '98 TOKYO 」ホームページ
http://www.noma-businessshow.or.jp/index98.html
□参考記事
ビジネスシヨウ'97 TOKYO リポート インデックス
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970513/bsshow97.htm
('98/5/19)
[Reported by date@impress.co.jp]
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