【本体】

DV動画の取り込み/書き出しが可能
新開発15インチディスプレイ付属モデルも発売

ソニー、デスクトップVAIOにマイクロタワー型の新モデル

PCV-S600TV7
【PCV-S600TV7】

'98/5/13 発表

価格:オープンプライス
PCV-S600TV7 35万円(実売価格)
PCV-S500TV7 25万円(実売価格)
PCV-S500V5 20万円(実売価格)

連絡先:“VAIO”カタログセンター
    Tel.03-5454-0700

 ソニー株式会社は、マイクロタワー型のVAIOシリーズ3モデルを発売する。DV動画の取り込み/書き出しが可能な「PCV-S600TV7」と、タワー型のVAIOシリーズとしては初めてCD-Rドライブを搭載しない廉価モデル「PCV-S500TV7/V5」が用意される。いずれのモデルも発売日は6月6日、価格はオープンプライス。実売価格は「PCV-S600TV7」350,000円、「PCV-S500TV7」250,000円、「PCV-S500V5」200,000円と見込まれている。

 今回発売される3モデルのマザーボードは、インテル社が提唱しているMicroATX仕様に準拠。これにより、筐体が従来のミニタワー型から、マイクロタワー型に変更されており、外形寸法が180×350×302mm(幅×奥行き×高さ)とコンパクトになった。また、チップセットも前モデルの440LXから440EXに変更されたほか、シリアルポート接続の外付け赤外線通信アダプタが付属する。

●「PCV-S600TV7」
 本体にDV端子を備え、DV静止画だけでなく、動画も取り込み可能。さらに、取り込んだ動画を付属のソフトで編集して、DVデッキに出力することもでき、DVノンリニア編集を実現している。なお、DV方式の圧縮/伸長には同社独自のソフトウェアコーデックを使用している。また、DVからMPEG-1へ変換するソフトウェアコンバータが付属するので、内蔵のCD-Rドライブを使用して、DVビデオからのVideo-CD作成も可能。TVチューナ内蔵の17インチディスプレイ「CPD-17MS」が付属している。

【PCV-S600TV7の主な仕様】
CPUPentium II 333MHz
メモリ(最大)64MB SDRAM(256MB)
ビデオチップATI 3D Rage PRO TURBO AGP (4MB)
HDD8.4GB
CD-RドライブRead ×24/Write ×4
モデムK56flex

PCV-S500V5
【PCV-S500V5】

●「PCV-S500TV7/V5」
 DV端子、CD-Rドライブを搭載せず、CPUもPentium II 233MHzにするなど仕様を抑えて安価にしたモデル。さらに、17インチディスプレイ付属の「PCV-S500TV7」のほかにも、15インチディスプレイ付属の「PCV-S500V5」も用意されている。

 付属のディスプレイは、「PCV-S500TV7」ではTVチューナー内蔵の17インチディスプレイ「CPD-17MS」、「PCV-S500V5」では新開発の15インチディスプレイ「CPD-101VS」となっている。「CPD-101VS」は、「PCV-S500V5」付属の「Media Bar」などを使用すると、指定した領域だけのコントラストやシャープネスを強調できる「IntelliLight」機能を搭載している。なお、このディスプレイ単体での販売は予定されていない。


【PCV-S500TV7/V5の主な仕様】
CPUPentium II 266MHz
メモリ(最大)64MB SDRAM(256MB)
ビデオチップATI 3D Rage PRO TURBO AGP (2MB)
HDD4.3GB
CD-ROMドライブ最大24倍速
モデムK56flex

【CPD-101VSの主な仕様】
ブラウン管15インチ トリニトロン管
ドットピッチ0.25mm
最大解像度1,280×1,024ドット
外形寸法368×388×408mm(幅×奥行き×高さ)
重量15.3kg

□ソニー株式会社のホームページ
http://www.sony.co.jp/index-j.html
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/soj/CorporateInfo/News/199805/98-040A/index.html

('98/5/14)

[Reported by furukawa@impress.co.jp]


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