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標準価格:
DSC-V100:58,000円
連絡先:
CEメディア事業本部 記録メディア事業部 国内販売部
Tel.0720-70-4184
三洋電機株式会社は、動画撮影が可能なデジタルスチルカメラ「DSC-V100」を発表、6月1日より発売する。標準価格は58,000円。
35万画素のCCDを搭載しており、「軽快な操作感」に重点が置かれている。従来機DSC-V1と比べると、本体サイズが小型化され、画像記録時間などが高速化された。これは、JPEG圧縮/伸長エンジンとCPUなどを集積した専用チップを搭載したことによるもの。画像1枚あたりの記録時間は、通常撮影時で0.8~1.2秒(モードによって異なる)、連続撮影モード(最大15枚)で0.1~0.2秒という。このほかの機能としては、最大2倍のデジタルズーム(320×240ピクセル記録時のみ)や、ボイスメモ機能などを備える。記録メディアは3.3Vのスマートメディア。
動画の連続撮影時間は容量1MBの内蔵バッファメモリに依存しており、標準モード(320×240ピクセル/毎秒10フレーム)で最大5秒、エコノミーモード(160×120ピクセル/毎秒15フレーム)なら最大10秒。カメラ本体での動画再生も可能。動画データは、スマートメディアに直接保存される。
ただし、この動画データは見かけ上はAVI形式で保存されるが、動画再生コーデックはOpenDML準拠のMotion JPEGのため、パソコン上で表示するためには対応コーデックを含むQuickTime 3.0(米Apple社)や変換ソフトが含まれる専用接続キット(10,000円)が別途必要となる。
なお、同社では、上位機種となる高画素モデルを今秋発売する予定。
【主な仕様】
□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□製品情報
http://www.sanyo.co.jp/AV/DSC/
□QuickTimeのホームページ
http://quicktime.apple.co.jp/
('98/5/12)
[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]