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日本クアンタム ペリフェラルズ株式会社は28日、デスクトップパソコン向け3.5インチHDDの新モデル「Fireball EL」シリーズを発表した。6月より量産出荷を開始する。
従来のFireball SEシリーズとの違いは、内部のメディア1枚あたりの容量が2.1GBから2.5GBとなったことや、バッファメモリが128KBから512KBに増えたことなど。毎分5,400回転の回転数や、平均9.5msのシークタイムなどの性能は従来と同じ。
また機構面では、衝撃に対する保護システム「Shock Protection System」が新たに採用され、信頼性が向上したという。
ラインナップは容量別に2.5GBから10.2GBまでの4モデルで、いずれもUltra ATA対応のIDE接続モデルのみ。これまでのFireballシリーズでラインナップされていたSCSI接続モデルは用意されない。
SCSI接続モデルを発売しない理由について、同社では「デスクトップパソコン向けHDDの9割はIDE接続モデルとなっており、今後もIDE製品が中心となると見られるため」と説明している。
【OEM向けのサンプル価格】
□日本クアンタム ペリフェラルズのホームページ
http://www.quantum.co.jp/
□米Quantumのホームページ
http://www.quantum.com/
□製品情報(英文)
http://www.quantum.com/products/hdd/fireball_el/
('98/4/28)
[Reported by suzuki-k@impress.co.jp]