【その他】 |
米Hewlett-Packard社は、米Intel社と共同開発中の次世代CPU IA-64対応「HP-UX」のライセンスを日本電気株式会社、株式会社日立製作所、日本ストラタスコンピュータ株式会社の3社に供与すると発表した。3社とも、IA-64ベースのサーバーが発売可能となった時点で、「HP-UX」を採用した新たな製品を提供するという。価格や発売時期などは未定。
「HP-UX」は既に発売されているVer.11でIA-64対応のバージョンアップが可能。「現在利用されているRISCベースのソフトウェア資産もバイナリレベルでの互換性を実現した。」としている。
IA-64では、Sun MicrosystemsのSolaris、DECのDigital UNIXなどのUNIXプラットフォームの移植を決定しているが、今回のNEC、日立などへのHP-UXの提供により、IA-64ベースのUNIXシステムのシェアがますます拡大することが予想される。なお、今回の発表は戦略発表にとどまり、技術的な解説はほとんど行なわれなかった。
□日本ヒューレット・パッカード株式会社のホームページ
http://www.jpn.hp.com/
□ニュースリリース
http://www.jpn.hp.com/Corp/pressreleases/FY1998/EAO23IA64.html
('98/4/28)
[Reported by shiina@impress.co.jp]