【業界動向】

パイロット、3Comと「Pilot」に関する商標権侵害で和解



 文房具メーカーの株式会社パイロットと、スリーコムジャパン株式会社(旧USロボティックス株式会社)の間で争われていた商標権の侵害について、97年の12月16日前後に和解が成立していたことが明らかとなった。

 '97年10月に、パイロットが、スリーコムジャパンの携帯情報端末「Palm Pilot」の販売差し止めなどの仮処分を申請を行なっていたもの。すでに和解に伴い申請は取り下げている。

 具体的な和解内容は明らかにされていないが、スリーコム側が新製品の名称を「Palm III」にするなど、パイロット側の主張を受け入れたことによるものと思われる。

□株式会社パイロットのホームページ
(4月22日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.pilot.co.jp/home/
□スリーコム ジャパン株式会社のホームページ
(4月22日現在、この件に関する情報は掲載されていない)
http://www.3com.co.jp/
□参考記事
【'97/10/9】パイロット社、USロボティックスの「Palm Pilot」を商標権侵害で訴え
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/971009/pilot.htm

('98/4/22)

[Reported by aoyama@impress.co.jp]


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