COMDEX Japan '98会場レポート　マザーボード編

主催：ソフトバンクフォーラム
期間：'98/4/6～/9
場所：幕張メッセ

　今回唯一のマザーボードメーカーの出展といってよいEPoXは、システムバス100MHz対応のソケット7用チップセットVIA APOLLO MVP3を搭載したマザーボード、EP-58MVP3C-M(AT)とEP-51MVP3E-M(ATX)を大きく展示していた。

　また、同ブースで配布されていたパンフレットには、Intelの未発表チップセット440BXを搭載したPentium II用マザーボードEP-61BXA-Mが既に掲載されており、ブースに明示はされていなかったものの、それと思われるマザーボードが展示されていた。

　マザーボードメーカーではないものの、PC/100規格対応メモリの発売を発表したばかりのメルコが、主要マザーボードベンダーのシステムバス100MHz対応マザーボードを展示し、自社製メモリのPC/100規格への対応をアピールしていた。

　展示されていたマザーボードのなかには、ALiのAladdin Vチップセットを搭載した、GIGA-BYTE社 GA-586AGや、VIA Apollo MVP3を搭載したFIC社 PA-2013、同じくMVP3搭載のAOpen AX59Proなどの現在までに未発表の製品が多く含まれていた。

　マルチメディアプロセッサMpact2を搭載したビデオカードを発売したばかりのプロサイドは、Mpact2をオンボードで搭載したPentium IIマザーボード、PRS-XM60LXを参考出品していた。

　Mpact2とチップセットはAGPで接続されており、サウンドを始めMPEG2のデコードなどほとんどのマルチメディア機能をサポートしている。製品自体はまだ開発段階にあり、価格や販売時期などは全く未定とのことだ。

□COMDEX Japan '98のホームページ
http://www.sbforums.co.jp/comdex98/comdex.htm
□参考記事
【'97/4/14】COMDEX Japan '97レポートインデックス
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/970414/comdexj.htm

('98/4/9)

[Reported by aoyama@impress.co.jp]

ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp