【本体】

DV出力対応の「DV300」と
Motion JPEG形式の「DC30 Plus」

松下インターテクノ、miro VIDEOシリーズを一新

miro VIDEO DC300 '98/3月下旬 発売

価格:
miro VIDEO DV300:148,000円
miro VIDEO DC30 Plus
Premiere 4.2LEJ付属:188,000円
Premiere 4.2J付属:228,000円

連絡先:松下インターテクノ株式会社 マルチメディア部
    Tel.03-3779-8679

 松下インターテクノ株式会社は、ノンリニア編集用ボードの「miro VIDEO」シリーズを一新する。発売はすべて3月下旬の予定。

●DV出力対応の「miro VIDEO DV300」

 DV端子接続でフルデジタル編集を可能にするデスクトップビデオ用のパッケージで、従来機種「DV100」の後継モデル。価格は148,000円。Macintosh、Windows両対応のハイブリット版として発売される。付属のAdaptec社製ボード「HotConnect Ultra 8945」は、IEEE1394とUltra Wide SCSIの機能を備えており、HDDを直接接続できる。また、DV出力端子によってDVデッキやDVカメラに編集後の映像を録画できる。付属のビデオ編集ソフトは「Adobe Premiere 4.2LEJ」だが、40,000円でアップグレードが可能。

 従来、2GB(約9分)以上の再生は不可能だったが、新たに付属するソフト「miro INSTANT VIDEO」により可能になった。必要な部分だけレンダリングを行うことで編集時間やディスクスペースを節約できる機能や、キャプチャ時に発生したコマ落ちを自動的に再スキャンして復旧する機能も追加された。

 なお、Macintosh用の付属ソフト「DV Tools」は当初β版が同梱されているが、無償で正式版が提供される。

●Motion JPEGキャプチャボード「miroVIDEO DC30 Plus」

 最大解像度720×480ピクセル、データレート7MB/秒に対応したMotion JPEG形式のビデオキャプチャボード。従来機種「miro VIDEO DC30」の後継モデルにあたる。価格はビデオ編集ソフトにライト版の「Premiere 4.2LEJ」が付属するパッケージが188,000円。フルバージョンの「Premiere 4.2J」が付属するパッケージは228,000円。

 従来機種に比べて最大解像度とデータレートが向上し、S-VHSレベルの高画質を実現。LANCに対応し、ビデオ機器を直接コントロールできるようになった。また、イン/アウトの時間指定を行なうと自動的にキャプチャを行なってくれるバッチキャプチャ機能にも対応した。「DV 300」と同様、「miro INSTANT VIDEO」も付属する。

□松下インターテクノ株式会社のホームページ
(3月18日現在、この製品に関する情報は掲載されていない)
http://www.mitc.co.jp/

('98/3/18)

[Reported by shiina]


【PC Watchホームページ】


ウォッチ編集部内PC Watch担当 pc-watch-info@impress.co.jp