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企業市場がターゲット

HP、620LXでWindows CE市場に参入

会場 '98/3/11 発表

標準価格:
未定

連絡先:
カストマ・サポート・センタ
Tel.03-3335-8333



 日本ヒューレット・パッカード株式会社(日本HP)は、Windows CE 2.0日本語版搭載のH/PC「HP 620LX 日本語版」を5月中旬より発売する。標準価格は未定、市場価格は10万円を切るとしている。国外でも販売されている620LX英語版を日本語化したもので、キーボードも日本語化されている。英語版からの日本語化のサポートは用意されない。

 バッテリはリチウムイオンで、標準(駆動時間7時間)と長時間(同11時間)が用意される。アプリケーションでは、Outlookと連動し、スケジュールの1カ月表示および6カ月カレンダー表示ができる「Month-at-a-Glance」と、FAX受信ソフト「bFaxPro」が特徴的。

HPは、Windows CEの登場と同時に米国市場では大きなシェアを持っているが、国内では初の参入となる。コンシューマー市場でも販売するが、ビジネス市場を重視する。一般的に受け入れられやすいカラー機のみの発売となるのも、そのようなマーケッティングによるもので、モノクロ液晶モデルの国内発売は予定されていない。逆にSNMP/DMI準拠の管理ツールなど企業のTCO低減のためのツールがH/PCでは初めて用意される。

 なお、HPは、Windows CEの国内市場の規模は20~30万台とみており、そのうちの6~7万台を売りたいとしている。

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【仕様】

□日本HPのホームページ
http://www.jpn.hp.com/
□ニュースリリース
http://www.jpn.hp.com/GRP1/mobile/press/620j.html
□製品情報
http://www.jpn.hp.com/GRP1/mobile/

('98/3/11)

[Reported by date@impress.co.jp]


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