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画面：アップグレードウィザード（Mac用）

　米3Com社は3月2日（現地時間）、ITU-Tによって決定された56kbpsモデム標準規格V.90へのアップグレードを開始。同社の“56K Central”ページで公開している。アップグレード後はV.90とx2両対応となるため、アップグレード後もx2に対応しているプロバイダを利用することができる。

　無償アップグレードの対象となるのは、同社の56kbps（x2）にアップグレードした33.6kbpsモデムとx2対応の56kbpsモデム。56kbpsにアップグレードしていない33.6kbpsモデムに対しても、有償でのアップグレードを提供している。アップグレード方法は、“56K Central”ページでアップグレードするモデムの製造番号を選び、それに合ったアップグレードウィザードをダウンロード、実行することにより行なう。3月2日付けでアップグレード・ウィザードが用意されているのは、Sportster 56Kなど一部の機種だが、3Comでは近日中にその他の機種用も公開するとしている。また、アクセスサーバーのTotal Controlのアップグレードも未公開だが、こちらも近日中に公開するとアナウンスしている。

　なお、日本国内ではJATE（財団法人電気通信端末機器審査協会）の認定を取る必要もあり、スリーコムジャパンでは、国内向けファームウェアの公開は4月中旬ころを予定しているという。

□米3Com社のホームぺージ
http://www.3com.com/
□ニュースリリース（英文）
http://www.3com.com/news/releases/mar0298c.html
□米3Com社“56K Central”ページ（英文）
http://www.3com.com/56k/
□関連記事
56kbps モデム統一規格V.90関連記事インデックス
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/980217/v90_i.htm

('98/3/3)

[Reported by hiroe@impress.co.jp]