【周辺】

カレンダー、サウンド、データ通信機能などを搭載
ゲームやスケジュール管理機能なども利用可能

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　ソニー・コンピュータエンタテインメント株式会社は、プレイステーション用メモリーカードにCPU、小型液晶画面などを搭載した「超小型PDA」を発表した。発売は今冬を予定しており、ライセンシー各社にも仕様が公開される。製品名や価格は未定。

　サイズは従来のメモリーカードとほぼ同サイズで、プレイステーション用ゲームソフトのデータバックアップ機能に加えて、カレンダー機能やサウンド機能、IrDAによるデータ通信機能などを備える。
　このほか、専用ソフトウェアにより、単体でゲームやスケジュール管理機能なども利用できるという。専用ソフトはCD-ROMで供給され、プレイステーションからダウンロードして使用する。

　ソニーでは「電車の中や外出先でも使える、個人で楽しめる新しいPDA（携帯端末）として提案していきたい」としている。

【主な仕様】

• 液晶：32×32ドットモノクロ
• CPU：ARM7T（32ビットRISC）
• メモリ
  SRAM：2KB
  フラッシュRAM：128KB（メモリーカード兼用）

□ソニー・コンピュータエンタテインメントのホームページ
http://www.scei.co.jp/tindex.html
□ニュースリリース
http://www.scei.co.jp/info/pr/980219.html

('98/2/19)

[Reported by seino@impress.co.jp]