【業界動向】 |
米Microsoft社は17日、同社がパソコンメーカー各社などとの契約に盛り込んだ秘密保持条項(NDA)を盾に独占禁止法違反捜査を妨げているとして、同条項の無効化を求めた米テキサス州司法長官の訴えを同州地裁が却下したと発表した。
州当局は、州内に本拠を置くパソコンメーカー大手の米Compaq社や米Dell Computer社に対するMicrosoftのライセンス供与などの慣行が独禁法に違反しないかどうか捜査中だが「パソコンメーカーは秘密保持ができなくなるとして、積極的な情報提供をしなくなった」と指摘。
Microsoft側は「当社は標準的な秘密保持条項を利用している。条項に特異な点は何もなく、連邦・州政府の捜査を妨げた証拠はない」と反論していた。
□Microsoftのページ(英文)
http://www.microsoft.com/
□Microsoftのニュースリリース(英文)
http://www.microsoft.com/corpinfo/press/1998/Feb98/TexasHearPR.htm
('98/2/18)
[Reported by date@impress.co.jp / Hiroyuki Et-OH]