【ソフト】

　マップジャパン株式会社は、動画・音声圧縮ソフト「“Quality Motion”ビデオビルダ Light」を13日に発売した。Windows 95用で、標準価格は9,800円。

　「“Quality Motion”ビデオビルダ Light」は、KDDが開発したインターネットで動画や音声を伝送する“Quality Motion”技術に対応している。動画・音声ファイルを最大約500分の1に圧縮することができ、ダイヤルアップなどの低速回線でも快適に動画再生ができるという。また、作成したQMファイルはHTTP型のストリーミングであるため、ファイアウォールを越えた配信も可能だ。

　使用方法は、CDDカメラやビデオカムコーダで撮影したビデオ画像をキャプチャーカードで取り込み、まずAVIファイルを作成。「ビデオビルダ Light」でQuality Motionファイル（QMファイル）に変換し、ホームページに組み込む。キャプチャーカードは24bitRGBカラーでの取り込みが可能な機種に対応しており、動作検証済みの機種については同社ホームページで掲示している。
　作成したQMファイルは、専用のビューアをブラウザから呼び出して再生する。なお、Active Movie対応のブラウザではブラウザ内から専用ビューアを起動してのストリーム型の再生が可能だが、Active Movie非対応のブラウザではダウンロード型の再生となる。専用のビューア（Windows 95用）は同社ホームページで無償配布されている。

□マップジャパンのホームページ
http://www.mapjapan.co.jp/
□製品情報（QMファイルのサンプルあり）
http://www.mapjapan.co.jp/products/pro34.htm

('98/2/17)

[Reported by hiroe@impress.co.jp]