【周辺】

　株式会社マイクロ総合研究所は、同社のモデム、MR560シリーズを2月5日にITU-Tで決定した標準規格「V.90」へ無償でアップグレードすると発表した。MR560シリーズは、Rockwell社のチップセットを搭載、K56flexに準拠した56kbpsモデム。アップグレードはファームウェアのバージョンアップによって行なう。ファームウェア公開日が明確になり次第、同社のホームページやNIFTY SERVEの会議室、自社BBSなどで公開日を告知するとしている。
　マイクロ総合研究所では、自社で「ファームダウンローダー」というファームウェアのアップデート専用ソフトを開発、ユーザーが簡単にファームのアップグレードができるようにするなど、これまでにもユーザーサポートに力を入れている。

　なお、MR560シリーズをV.90にアップグレードした後は、K56flexでの通信はできなくなる。このため同社では、プロバイダーなどの対応を見てアップグレードしてほしいとしている。また同社では、V.90からK56flexに戻したくなった場合を考えて、V.90からK56flexへ戻すためのファームウェアも用意する。

【告知・ダウンロード提供方法】

• ホームページ http://www.mrl.co.jp
• NIFTY SERVE：ソフトウェアベンダーステーション会議室11番
  SOFTV1 MES11　(ダウンロードはライブラリー11番)
• マイクロ総合研究所BBS
  アクセス番号03-3458-9033 (Modem 33.6Kbps/ISDN V.110 38.4Kbps)

('98/2/12)

[Reported by hiroe@impress.co.jp]