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富士写真フイルムなど、11社からなる『「Exif」・サポート・グループ(SEG:セグ)』は、デジタルカメラ用のデータフォーマットExifの細則「SEG細則」を制定した。今後、自社のデジタルスチルカメラに採用するとともに、ロゴを制定するなどして普及を図る。
SEG細則はオープンな規格であり、グループの11社以外の各社にも働きかけ、「SEG細則」を含む「Exif」規格の業界標準化を図るとしている。
Exif規格は、JEIDA(日本電子工業振興協会)の規格として規定されているが、オプションの範囲が広く、データの互換性の問題などがあった。今回の細則はオプションの選択を規定し、データの互換性を高めることを目的としている。
具体的にはサムネール画像の規定、画像ファイルのディレクトリ名、ファイル名などのルールの規定が中心。規定の詳細については「遅くとも3月中にはまとめたい」(富士写真フイルム)としている。SEG細則を採用した機種は'98年後半から登場の見込み。
【参加団体一覧】(50音順)
('98/2/9)
[Reported by date@impress.co.jp]