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富士写真フイルム株式会社は、150万画素1/2CCDを搭載しながら、小型軽量のデジタルスチルカメラ「Fine Pix 700」を3月4日に発売する。標準価格は99,800円。インタフェースキットはWindows/Macintosh用それぞれ7,000円。
画素数、価格など、力の入った仕様となっており、イメージキャラクターに藤原 紀香を使用したTV CMも予定されている。
なお、山田久美夫氏による実写画像はこちら。
●レンズ
Fine Pix 700は、150万画素CCDの搭載により、最大1,280×1,024ピクセルの出力が可能。原色フィルター、インターライン式CCDとメカシャッターの組み合わせを採用。プログレッシブスキャンを採用しなかったのは、感度、ダイナミックレンジ、コンパクトさを重視したためとしている。
レンズは35ミリフイルム換算で35mmの単焦点だが、デジタルの2倍ズーム機能を備える。レンズは、170本/mmの高解像度、歪みを通常の1/3の0.3%以下に押さえている。フォーカスはオートフォーカス。マクロは切り替え式で9cmまで寄れる。
●超小型のボディ
縦型のボディは80×101×33mm、245gと小さく、メガピクセル機では世界最小・最軽量。ワイシャツのポケットに入る大きさ。外装はアルミ合金製。
ファインダーは光学式、2"低温ポリシリコンTFT液晶モニターも備える。画素数の多いメガピクセル機ながら、VGA機に近いなめらかな動画表示が可能。基本的な操作はダイヤルと十字キーの組み合わせ。
●記憶媒体
記憶媒体はスマートメディア(5V/3.3V)、フォーマットはExif Ver.2.0と同社の路線を踏襲している。撮影枚数は、付属の2MBの媒体でFINEモードで2枚、NORMAL5枚、BASIC11枚。記録は最短5秒。設計としては16MBにも対応している。
●バッテリ
電源は専用のリチウムイオンバッテリー(DS-30と同じもの)、バッテリー一個とACアダプタは付属する。
●再生時の特殊機能
オート再生、再生ズームなどにくわえ、人物の肌をきれいに再生する「美肌モード」、セピアなどのモードを備える。また、出力時に1,280×1.024からVGAサイズへリサイズする機能も持つ。
□富士フイルムのホームページ
http://www.fujifilm.co.jp/indexj_g.html
□ニュースリリース
http://www.fujifilm.co.jp/news_r/nrj322.html
('98/2/3)
[Reported by date@impress.co.jp]