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米Apple Computer社は27日（現地時間）、子会社の米Claris社の業務内容をデータベースソフト「FileMaker Pro」シリーズの開発、販売に特化し、その他全製品の出荷を終了すると発表した。それに伴い、社名をFileMaker社に変更し、従業員約300名のレイオフを実施する。
Claris社社長のドミニーク P. グピール氏は、顧客への手紙と題するリリースの中で、「Mac OS 8を始めとするAppleブランドの全ソフトウェアは、Appleが米国内での販売を行なう」とし、「米国では2月1日から、その他の地域では4月1日から実施される」と述べている。
また、Claris社の統合ビジネスソフト「ClarisWorks」や、「ClarisEmailer」、「ClarisDraw」、「ClarisImpact」、「ClarisOrganizer」もAppleが開発、販売、サポートを引き継ぐという。
Clarisは「FileMaker Pro」シリーズと、「ClarisHomepage」の開発、販売を継続する。
なお、日本法人のクラリス株式会社では「時期は未定だが、基本的には米国の決定に従い、業務内容や社名を変更する」という。また、サポートについては「当面はクラリスが行なうが、最終的にはアップルコンピュータ株式会社に移行する予定」としている。いずれも、後日正式発表が行なわれる見込み。
□Apple Computerのホームページ
http://www.apple.com/
□ニュースリリース（英文）
http://product.info.apple.com/pr/press.releases/1998/q2/980127.pr.rel.filemaker.html
□Claris社長 ドミニーク P.グピール氏の顧客への手紙（英文）
http://www.claris.com/news/docs/fminc-letter.html
□FileMaker社のホームページ
http://www.filemaker.com/
□アップルコンピュータのホームページ
http://www.apple.co.jp/index.apple
□ニュースリリース（和文）
http://news.apple.co.jp/applenews/980128claris.html
□クラリスのホームページ
（1月28日現在、この件に関する情報は掲載されていない）
http://www.claris.co.jp/
('98/1/28)
[Reported by seino@impress.co.jp / nao-f@st.rim.or.jp]
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