Mac関連イベントとしては最大級のイベント、MACWORLD Expo/San Franciscoが1月6日~9日、サンフランシスコMoscone Convention Centerをメイン会場として開催される。出展社数は約340社。
また、今回初めて、Macworld/Pro Conferenceを併設、プロフェッショナルユーザー向けのワークショップやカンファレンスが5日~7日まで連日開催される。
ジョブズ氏の復帰で盛り上がった昨年と違い、今回はあまり大きな戦略発表などはなさそうだが、Mac OS 8.1、Microsoft Office 98 for Macなどの発表が予定されている。
●開催前日の様子
基調講演の行なわれるマリオットホテルの会場では、講演の準備中。しかしこのとき表示されていたPersonal Web Serverの解説は昨年も(日本語で)見たような……。話の中心はMac OS 8.1になるのだろうか。新CEOの発表はなさそう? |
併催されるMACWORLD/Pro ConferenceはPre Conferenceという形ですでに5日から開催されているが(正式なkick offは6日)、MACWORLD EXPO開催前日とあって、入場登録も空いており会場入口はまだ閑散としている。会場付近の大きな通りには"Think different"のポスターなどが貼られているが、大きな垂れ幕などではないため、地味というか、街の景観を崩さない上品なアピールだ。
展示会場は、入場登録受付を行なっている北ホールは入れたのでちょっと覗いてみたが、午前中ということもあり、準備はまだまだこれからというところ。南ホールは出展者以外は立ち入りできなかった。なお、入場登録は、Webなどで事前登録を行なっていれば、すでにできあがっているバッジを受け取るだけだが、事前登録をしていない場合は、ルーム130でバッジを作って入場する形になる。
またAppleの暫定CEO、ジョブズ氏の基調講演の行なわれるマリオットホテルのYerba Buena Ballroomでもすでに会場を借りきっての準備が行なわれていた。今回は、当初の予定では'97年中に決定するはずだったAppleの新CEOが発表されるかどうかが注目を集めている。本来は新CEOが行なうはずだった基調講演をジョブズ氏が行なうことになったため、新CEOの発表があるかどうかについては否定的な見方がなされているが、結果はジョブズ氏の基調講演レポートでお伝えしたい。
入場バッジを作るルーム130の入口。 | ずらりと並んだ登録用マシン。バッジに印刷する名前などを入力する。一般用は80台余り、プレスと出展者用が10台ほど用意されている。 | バッジは入力が済むとあっという間にプリントされる。受け取りはこちらで。 | 入力端末の前の行列用の囲い。初日はここが人で埋まるのだろうか。 |
プレス用の部屋のひとつ、Press Hospitality Suits。このほかパソコンなどを用意したPress Working Room、製品発表などを行なうPress Conference Roomが一カ所にまとまって設けられておりなかなか便利だ。 | CodeWorriorの大きな看板をクレーンを使って据え付けしているところ。 |
ブース番号は、フロッピーディスクを模した案内板で表示されている。 | 商品の搬入が済んでいるショップのブース。 |
□MACWORLD Expo/San Franciscoホームページ
http://www.macworldexpo.com/mwsf98/index.html
□Macworld/Pro Conference情報ページ
http://www.macworldexpo.com/macworldpro/frame.html
【関連記事】
□MACWORLD Expo/San Francisco関連リンク集(Internet Watch)
http://www.watch.impress.co.jp/internet/www/article/980105/macw.htm
('98/1/6)
[Reported by hiroe@impress.co.jp]