【業界動向】 【業界動向】
米Intel社は、米Sun Microsystems社（以下Sun）と、マイクロプロセッサ、システム、ソフトに関するクロスライセンス契約を結んだと発表した。このライセンスは無償で行なわれ、即日有効となる。このライセンス契約は、両社間の法的な摩擦を避けることを目的としている。
リリースの中では、Intel社、副社長 兼 エンタープライズ・サーバ製品事業本部 本部長 ジョン・マイナー氏は、「今回の合意は、従来、複雑な関係にあった両社が、知的所有権の保護および効率的なビジネスの推進という、相互に有益な合意に至ることができることを実証し、業界の発展に寄与する画期的な出来事です。」と述べている。
同時にIntelは自社の次世代アーキテクチャーIA-64への、SunのOS Soralisの移植について協力することを明らかにした。SunはIA-64に準じたCPU Mercedに最適化したSolarisを提供する。
IntelはIA-64を次世代のサーバー系プラットフォームとして確立するために、各社との提携をすすめている。今回の提携により、HPのHP-UXにつづき有力なUNIXプラットフォームを得たことになり、Windows NTもあわせて次世代サーバーの分野で大きなシェアを占めることが予想される。
□米Intelのホームページ
http://www.intel.com/
□ニュースリリース（英文）
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/SR1216a.HTM
http://www.intel.com/pressroom/archive/releases/SR121697.HTM
□ニュースリリース（和文）
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press/intsun02.htm
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press/intsun01.htm
□米Sunのホームページ
http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/9712/sunflash.971216.3.html
□ニュースリリース（英文）
http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/9712/sunflash.971216.3.html
('97/12/17)
[Reported by date@impress.co.jp]