【業界動向】

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　情報産業（ハイテク）専門調査会社IDC Japanは2000年までの日本市場のパソコン出荷台数の予測レポートを発表した。

　それによると、'97年のパソコンの出荷台数は810万9,200台となり、対前年比で0.1％増の横這い。市場のマイナス傾向は'98年前半まで続くとしている。

　しかし'98年7月のWindows 98の登場とパソコンの低価格化により、後半から回復に向かい853万台の出荷を予想している。2000年には1,118万台に達するものとしている。

　また、'97年度の特徴としてノートパソコンの伸張があげられ、'98年度もこの傾向は続き、出荷数は294万5,000台、市場の34.5%を占める。デスクトップは'98年度はやや減少し、457万7,000台にとどまり、市場構成比は53.6%になるとしている。

●'97年　国内四半期別PC出荷台数の推移

	'97出荷台数予測	'96出荷台数	'97/'96対前年伸長率
第1四半期	2,263,250	2,030,800	11.40%
第2四半期	1,986,000	1,858,400	6.90%
第3四半期	1,849,900	2,074,500	-10.80%
第4四半期	2,010,050	2,135,500	-5.90%
合計	8,109,200	8,099,200	0.10%

●'97-2000年　国内 PC出荷台数予測（単位：千台）

	'96	'97	'98	'99	2000
出荷台数	8,099.20	8,109.20	8,538	9,819	11,184

●'97-'98年　国内形状別PC出荷台数推移予測

	'97年	構成比	'98年	構成比
スモールノート	701,800	8.70%	760,000	8.90%
ノートブック	2,610,300	32.20%	2,945,000	34.50%
デスクトップ	4,607,100	56.80%	4,577,000	53.60%
PCサーバー	190,000	2.30%	256,000	3.00%
合計	8,109,200	100.00%	8,538,000	100.00%

[Source: IDC Japan, 11/1997]

('97/12/9)

[Reported by date@impress.co.jp]