【本体】

　日本電気株式会社（NEC）は、ハンドヘルドPC「Mobile Gear」の各シリーズの新機種を発表した。Windows CE搭載シリーズの最上位機種「MC-CS13」と、電子メール専用機シリーズでMC-MK22後継の「MC-MK32」。「MC-CS13」は94,000円、「MC-MK32」は83,000円で、いずれも27日の発売。「MC-CS13」のOSは既存機種と同じWindows CE Ver.1.01日本語版。

●MC-CS13の強化点

• RAMを16MBに増強
• 従来機ではCD-ROMで提供されていた「Pocket Internet Explorer」を本体ROMに内蔵
• アプリケーションのワンタッチ起動ができる「クイックランチ」機能を追加
• PCのメーラー（「Becky!」「Internet Mail」「Netscape」「PcoMate」「WeMail」対応）からデータがインポートできる「PCメールインポート」など、5本のアプリケーションを新たに追加

●MC-MK32の強化点

• 従来機種3倍の6MBのRAMを搭載
• インターネットメールの未読のみの受信、ヘッダーのみの受信が可能に
• メーラーがUUENCODEに加え、MIME(BASE64)にも対応
• 企業内のメールシステムとの連携ソフトの体験版を添付

□NECのホームページ
http://www.nec.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/japanese/today/newsrel/9711/2501.html
□製品情報
http://www.psinfo.nec.co.jp/mg/

('97/11/25)

[Reported by date@impress.co.jp]