Sun Microsystemsは、18日、MicrosoftによるJavaの登録商標使用を差し止める仮処分申請を、米カリフォルニア州サンノゼの連邦地裁に提出したと発表した。
訴えによると、Microsoftは自社の「Internet Explorer 4.0」とその関連製品の宣伝活動などで、Java互換の商標を使用しているという。
Sunは、MicrosoftはJavaをWindowsに最適化するように改変。このためMicrosoftのJava関連ソフトは、SunのJava互換性テストにパスしなかった、と主張、Microsoftに対して損害賠償などを求めた訴訟を起こしている。今回の申請もそれに基づいたもの。
Sunの副社長で代表弁護人のマイケル・モーリス氏はリリースのなかで、「それはコカコーラを買ったら、ジンジャーエールが入っていたようなものだ。顧客は商標を信頼して、そしてだまされることになる。」と述べている。
□Sunのニュースリリース
http://www.sun.com/smi/Press/sunflash/9711/sunflash.971118.1.html
('97/11/19)
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